(赤ちゃんの頭の形が気になる保護者の方へ)

生まれたときから、あるいは生まれてから徐々に、お子様の頭の形が気になると感じることはありませんか? 「頭のかたちがいびつで、寝ているときにいつも同じ向きを向いている」このような思いを持たれている親御様は多くいらっしゃいます。自然に改善していくのか、何か治療したほうが良いのか、判断がつかないですよね?

頭蓋変形のあるお子様の原因の多くは、お母さんの胎内での赤ちゃんの頭の向きや、分娩時の頭の圧迫、あるいは出生後の頭の向き癖によっておこるものがほとんどです。生後2か月までは、頭の骨も柔らかく、向き癖が付きやすいですが改善しやすい時期でもあり、正しい寝かせ方+向き癖対策のみを行うことが一般的です。

生後3か月を超えて、首が座りはじめ、頭の形が徐々に固定されてくると、頭の骨は自然改善しにくくなります。変形が強い場合にはヘルメットを用いた治療を行っていくことによって、自然に成長していく中での頭蓋骨の矯正を行うことができます。

【診察の流れ】

①診察および3D撮影 (保険診療)

頭の形の診察を行ったうえで、3Dカメラで頭の撮影を行い、解析します。

②3D画像解析後(撮影後30分程度) (保険診療)

頭蓋骨3D画像データでの評価をし、「ヘルメット治療」が必要かどうかをお話しいたします。

治療を希望される場合は当日または数日後までに申し込みをしていただき、治療同意書に署名していただいたうえで、治療費用をお支払いいただきます。そののちにヘルメットを発注いたします。


③治療申し込みから9~14日後
ヘルメットが当院に届きますので、当院を受診していただき、以降は1日のうちのなるべく長い時間、ヘルメットを装着していただくようにします。

定期観察
1か月に1回、当院を受診していただき、3Dカメラで頭蓋を撮影し、評価します。

4~5か月、長くて1歳までに治療を終えられる方が多いです。

経過観察中の気になる質問は、医師に相談いただいてもかまいませんし、ヘルメットのことで質問がある場合(洗い方、管理の仕方、傷がついたり等)は、ヘルメット製作会社「Berry(株)」のアプリに質問できます。

上に記載した治療費用(税込み33万円)には以下が含まれます。

・月に1回の外来での毎回の3Dカメラ撮影・画像評価

・初回ヘルメット作成費用

・毎月の「あたまの形外来」診察費用

・ヘルメット装着に伴う症状(主に頭の皮膚炎等)の診察費用

追加料金が必要となるケース

・ヘルメットをなくしてしまった、壊してしまった → 以前の画像データで再度同じものを作成いたします。 費用 16万円(税込み)

・成長とともにヘルメットが小さくなり、サイズを大きくして継続治療が望まれる場合 → 費用 20万円(税込み)

・タミータイムの導入 首の座りが安定したら、タミータイムを導入しましょう
・頭への圧力を均等に!!

頭の同じ場所に圧力がかからないようにしていくことが重要です。そのためにも

・授乳の際の向きを固定しない。左右交互にポジションを変えていく
・寝かせた後に、やさしく向きを変えてあげる
・パパ・ママの声、本人の好きなおもちゃの配置を工夫する
・起きている時間に頭をなるべく接地させない

まずはお子様の「今の頭の状態を知る」ことから開始してみませんか?
頭の形の不安がある方はぜひ一度 当院にご相談ください。